受肉刑 草稿23

「パパ、さっきの動きは何?」

  声と共に血泡が零れるが、それどころじゃない。

「人間の視覚系のセキュリティーホールだ。武術の達人やニンジャはこの穴を利用していたと私は考えている。お前の様に喧嘩慣れした人間が結構引っかかる。——そんな事よりも、もう少し安静にしていろ。治癒が追い付かなくなる」

「レアお姉ちゃんに護身用の近接格闘プログラムを組み込んだって言ってたよね。もしかして」

「ああ、さっきの達人技も入っている」

  と云う事は、今のあたしは、あのトロい姉に近接格闘で劣る!っていうか。

「あの技は絶対に『護身用』の範疇に収まらないと思うんだけど!」

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