HJ と角川スニーカー 200811

妹が携帯電話を洗濯に出してしまったようです。只今必死に乾燥中。合掌。

Mac mini (PowerPC) の Fedora をアップグレードしたら、また無線 LAN が繋がらなくなってしまいました。もう面倒臭いからクリーンインストールしようとしたら……インストール CD から起動してくれない!ど、どーしよう?

 

それでは本日の戦果。

受肉刑 草稿19

グルコース残量を気にしながらやっと辿り着いた我が家の門前では、パパが待ち構えていた。本当に心配症なんだから。

「無事だったか?」

「ただいま戻りました。御陰様で、些細な出血以外は恙無く」

「……何故によそよそしい口調なんだ?」

「そんなこと御座いませんわ。それにしても……この様な身体にして下さってありがとうございます」

「……皮肉だったのか」

 やっと通じた。鈍いパパだ。まあ、あたしも真実この身体になった事を恨んでいる訳ではない。

「ところで、アイオロスはどうした?」

「歩くのが遅過ぎて、置いてきちゃった」

「お前も酷い奴だな、迎えに来てくれた兄に対して」

「それはパパの命令でしょ?本人は面倒臭がってたわよ」

「私は『テテュスが心配だな』とアイオロスに話し掛けただけだぞ?そうしたらあいつが」

「……ひねくれ者め」

 不器用で無愛想だから分かり難過ぎるのだ、あの兄は。

「……ま、いいか。それよりも、家の中に入りましょう。何か甘いものが食べたいわ」

「お前は本当に冷たいな」

「お礼なんて何時でも出来るでしょう、お互い不死身なんだから」

 寧ろ古い神話の如く、暇つぶしに人類を滅ぼしたりするのが仕事なのだ、冗談だけど。

ファミ通文庫 200811

Fedora 9 on Mac mini (PowerPC) を Fedora 10 にアップグレード中。

 

それでは本日の戦果。

血行不良性肩凝り

運動不足で頸の筋肉が細くなっていたところに、気温が低くなったからでしょうか。肩凝りが酷いです。元々、姿勢が悪い所為でもあるのでしょう。

対症療法として、肩甲骨の間に懐炉を貼っています。冷やすと血管が収縮して凝りが酷くなりますからね。しかし元来激情家である上にこんなことしたら、更に頭に血が上りやすくなって仕事どころではありません。

受肉刑 草稿18

「ふん」

「あー、飛行ユニット仕舞い込んじゃって、どう云うつもり?」

   そう、兄は手っ取り早い移動手段を分解して大気に還してしまったのだ。あたしの詰問にお兄ちゃんは更に陰気な相貌で。

「さっき、ブラックアウトしかけた」

   重力加速度の急激な増大によって脳血流量が減少し、視界が暗くなる現象である。電脳なんだからそれは無いだろう、と思ったが、あの妙な機械-人体インターフェイス(と其の開発者であるパパ)の事だから、血液の状態に応じて「本体」の処理に介入するような機能があってもおかしくは無い……のかも知れない。まあ、それはそれとして。

「お兄様ったら本当は私のこと心配で心配で堪らなくて、限界を超えた速度で」

「単にいつも通りに飛んだら人体が耐えられなかっただけだ、……って其の口調は止めろというのに」

「じゃあ、帰りはゆっくり飛べば良いじゃない」

「俺に運ばせるつもりか。お前は何をそんなに急いでるんだ?」

「さっきから低血糖エラーが五月蠅くて仕様が無いのよ!」

「素直で宜しい」

「じゃ、乗せて?」

「何がどう『じゃ』なんだ。お前は論理回路を全部チェックした方がいい」

「ちぇ~」

「代わりに、一緒に歩いて帰ってやるから」

「そっちの方が意味不明じゃない!」

 

  漸く、歩けるまでに回復した。血糖値のアラートは、仕方ないのでアドレナリンを増産してやり過ごした。

「しかし、お前も無茶をしたものだと思う」

   恐る恐る足を運びながら、お兄ちゃんが言う。

「何が?」

「生身で戦闘兵器相手に立ち回り、更に伯父貴を罠に掛けたじゃないか」

「勝算があったからよ。生体制御はあたしの専門なんだから。お兄様相手の方が余程絶望的でしたわよん」

   無数の火の玉に、無制限に降り注ぐ雷撃。全方向から襲い掛かる鋼線。浮遊するフレネルレンズによる集光ビーム攻撃。極め付きは、どこから持ってきたのか反物質兵器。以上、先日の兄妹喧嘩でお兄ちゃんが使用した兵器だ。計算リソースの殆どを予測演算と回避運動に割り当てて、何とか一対一に持ち込んだ。あれに比べれば、今回の戦闘などスポーツの範疇だ。

月がとっても蒼いから

デジカメが欲しくなりました(オイ)。携帯電話のカメラ機能だとどうしようもありません。あのサイズのレンズだと画素を増やす以外に画質を向上させる方法が無いらしくって。魚眼とまではいかなくても広角にできて、露光も調節可能なものがいいですねえ。5万円くらいでありませんかねえ。

スーパーダッシュ文庫他 200811

本を溜め込み過ぎてベッドの上まで占領中。掛け布団が重いし、寝返りを打てば本の地層が崩れます。

「ケメコデラックス!」毎週視聴しています。声優と監督凄いなあ、歌詞とか(そこかよ)。

 

それでは本日の戦果。

受肉刑 草稿17

繊維化しかけている血液を無理矢理溶かして回収する。励起させていた圧縮炭酸ガスはエネルギー準位を下げて静脈血に戻した。

「……お腹空いた」

  あたしの本体である量子電脳にそんなクオリアは無いのだが、機械-人体インターフェイスは頻りに「血糖値の低下エラーです」と五月蝿い。もしかして此奴はグルコースで稼働してるのか?残念だけど、暫くは治療に専念しなければならないので願いは叶えてあげられそうにない。

「よう」

  頭上からそんな声が掛けられた。ジャミングは解かれているので視線を向けずとも分かる。何時も陰気なアイオロスお兄様だ。

「何しに来たのよ、今更」

  面倒臭がりな兄は生身専用に大幅に改造したらしい飛行ユニットを畳みつつ着陸。ふらついているのは、あたし程には人体力学に精通していないからだろう。

「あんな戦闘に巻き込まれるのは御免だ」

「薄情なのね、お兄様は。可憐で可愛くて仕方無い妹が襲われていると云うのに」

「親父から『心配だから見て来い』って云われただけだ。後その気味の悪い口調は止めろ」

  なんて可愛気の無いお兄ちゃん。誰に似たんだか本気で分かりゃしない(in silico で単独発生したもんだから)。

「はい」

  道端に座り込んだままで、手を差し出す。愚鈍な兄はそれを見て小首を傾げる。

「何だ?」

「『何だ?』じゃないわよ。迎えに来たんじゃないの?」

富士見ファンタジアと MF 他 200811

急に気温が下がったからか、肩が凝って仕方がありません。

 

それでは本日の戦果。

受肉刑 草稿16

未だぼたぼたと流れ出る血と分子機械の混合溶液を通じてカール伯父さんの神経ハッキングを解除する。運動神経の精度を確かめる様にゆっくりと立ち上がる伯父さん。

「では、また会おう」

 その言葉が放たれた直後に、又もや大量の戦闘機械群がぞろぞろ到着する。咄嗟に長巻を引き寄せるが。

「安心しろ。もしもの場合の為の予備戦力だ。今日はもう撤退する」

 そう言って悠然と去ってゆく。ついさっきまで身動き一つ出来なかったのに、あの落ち着き様はどういうことだろう。腹が立ったので、

「叔父さ〜ん!また遊んでね〜!」

と、精々小憎らしげに声をかけた。伯父さんはちらっと横目で見ただけで反応らしい反応はない。ちっ。

 伯父さんが見えなくなって暫くして、ジャミングが解かれた。あ〜、漸く一段落だ。あたしも帰ろ。

 実は、自己鍛造弾のメタルジェットが命中する直前に、電磁障壁を展開した。飽くまで万一の為の、機械-人体インターフェイスの隠し機能だ。この強度の電磁場変位に人体は耐えられないから。今もあたしの毛細血管は盛大に破れたままだ。鼻血がみっともないし、白目が真っ赤になって紅玉みたいだ。血が足りないので筋肉の痙攣が止まらない(伯父さんの前では逆位相の信号で相殺してた)。大急ぎで分子機械に命じて血液を回収する。あと血管の補修。ああ、炭酸ガスを強制回収したから酸性度が大変な事に。細胞分裂、細胞分裂。ついでにテロメラーゼとSODの合成命令を出しておこう。