受肉刑 草稿7

この脆弱な身体に移ってから、何もかもが新鮮だった。設計に非線形—というか極座標—成分が多分に含まれていて、どこまでもカスタマイズが可能なのだ!それに何より、全力を解放してもあんまり(!)人死にが出ない。権能が大幅に削減されたというのに、この解放感!世界が安定したというか、まあいつもの鋼鉄の身体が頑強に過ぎるだけなのだろうけれど。

  それにしてもプリシラには悪いことをした。「これでやっと人間と対等だ」と思って腕相撲してみたら、見事に粉砕骨折させてしまった。そういえばあたしは火事場の馬鹿力を普通に出せるんだった。勿論、即行で治療はしたけれど、あれは吾ながら酷かった。トラウマにならなきゃいいけれど。

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