しやせまし

しやせまし、せずやあらましと思ふことは、大様はせぬは良きなり。(徒然草)

現代訳:してみようかしら、しないでおこうかしらと思うことは、大体はしないほうがよい。

国語の参考書か何かにあった例文です。兼好法師の経験則でしょうか。時代が違うと常識も考え方も異なるので何とも言えませんが。
「やらないで後悔するよりも、やって後悔する方がいい」という謂いがありますが、やってしまった後悔と、やらなかった後悔ではかなりの差異があると思うのです。やってしまった後悔は精神的にきついものがあるのに対し、やらなかった後悔はノーリスクで甘美な「歴史の if」に繋がるのです。

未来は変えられないけれど、過去は変えられます。しかし過去を書き換えるには、仕上げに己が記憶を改竄しなければならないのでしょう。

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