植物の生存戦略 「じっとしているという知恵」に学ぶ

木が覆い繁る山々を、高き梢を見る度に「植物は怖い」と感じざるを得ない。植物は動き回らないが故に細胞の独立性が高く、頑強である。ゲノムサイズが大きく、遺伝子転写制御の柔軟性は動物細胞の追随を許すまい。この本にあるのは植物研究の最新結果である。というか研究計画の終結とともに出版ってどれだけ(略

植物の生存戦略―「じっとしているという知恵」に学ぶ

ところで温暖化と二酸化炭素の増加は植物にとって願ったり叶ったりではないだろうか。CO2の最適濃度はもっと高いと聞く(ソース不詳)。

さて内容は10の章に分かれており、それぞれ別の研究者が担当である。1960年代生まれが多いのは大人の事情か。まあ三十代だとまだ一人前として研究し始めたばかりだしなあ。

  1. 植物と動物
  2. 葉の形を決めるもの
  3. 花を咲かせる仕組み
  4. 遺伝子の働きによる花の形づくり
  5. 受精のメカニズムをとらえた!
  6. 根における共生のいとなみ
  7. 4億年の歴史をもつ維管束
  8. 成長をつづけるためのしたたたかな戦略
  9. 「第2の緑の革命」に向けて

どの章も興味深かったが、特にフロリゲン(3章)、花成のABCモデル(4章)、菌根菌との共生(7章)、維管束の発生(8章)、頂芽優勢(9章)が良かった(半分も!)。値段分の価値は充分に有る。因みに吾は図書館で借りました(オイ!)。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中